かけふ日記

70代ゲイが世界の片隅で吠える

火曜日

 ある時、インターネットニュースを見ていたら、「30年後には医師や、看護師や、介護士は余って来る」と、いうニュース。

一瞬、なんでやー? と思ったけれど、直ぐに分かりました。 

 団塊の世代が100才を超え、ほとんどの人があの世に行ってしまうからです。

なるほど、特別養護老人ホームなども、暇になるということ。

 

 もし、私が死んだら後始末はどうしようと思ったのは、姉の一言からでした。

「あんた、これからどうすんの?」の一言。

一瞬、何のことかな?と思ったけれど、もしや私の葬式など死後の手続きに関することかなと思い、「もし、孤独死したら(姉さんの所に)連絡が行くよ」と、私は答えました。

姉はそれを聞いて・・・・沈黙。

 

 もともと私は、2つ年上の兄と私の2人兄弟でした。

そこに、私の母の一番下の妹が養女として、私の家の子になったのです。

 長女である母はお祖母さんの連れ子で、お祖父さんとは血がつながっていません。

お祖父さんはお祖父さんで、小児まひの息子(長男)の連れ子が居ました。

お祖父さんお祖母さんは連れ子同士で結婚をしたのです。 理由は知りませんが。

だから、養女に来た姉と私は、姉と弟との意識は薄いです。

 

 「ゲイ」とはカミングアウトをしていませんが独身で今に至った私のことを、姉は本心ではどう思っているか不明です。

「結婚もせずに独身を謳歌している身勝手な人間」とでも、思っているのでしょうか?

 

 そして今は、両親もなくなり、兄は52才の時に心筋梗塞で亡くなり、兄嫁と姪っ子や甥っ子とは付き合いが薄くなっています。

だから、姉は、「あんた、これからどうすんの?」と聞いたわけです。

                     多分・・・私の想像。

 

 昔、新世界の串カツ屋の大将が言っていました。

「人間死んだら、粗大ごみや」と。

その時も、「そうだな」と思っていましたが、今は切実に、「そうだな」と思っています。

 

 10年くらい前までは、死は遠い存在でしたが今は身近です。

最近、旧かけふ日記(2004年・スナックかけふをする前)を読み返していますが、読んでも、思い出せることもありますが、忘れてしまったことの方が多い気もします。

でも、言えることは、当時はまだまだ純粋だったこと、そして、未来が洋々と開けていたことです。

 

 話は変わりますが・・・考えてみたら、管理人をしてもらっているもーちゃんとは、もう20年以上のお付き合いなるようです。 不思議。

 

 明日は、新型コロナワクチンの第4回目のワクチン接種です。 午後5時の予定。

 

 今日は特に、これ行ったことはせずに過ごしました。

今、読んでいる小説、はらだみずき著の「海が見える海 逆風」ですが、最初は軽く読んでいましたが、最近はちょっと中身が濃くなって来ました。

もうちょっと、真剣に読まなくては思いつつあるところです。

小説は本当に、面白いです。

 

 昨日、掃除をしたガスレンジ周りと換気扇です。

レンジ周りは年に1回、換気扇は年に2回のペースでしていましたが、換気扇はもっと細目に掃除をしなくてはいけないようです。 頑張らなくてはいけません。

          

 今日の昼は、昨日のもやしと、玉子を入れてエースコックのワンタンメンを食べました。

非常時の為にと沢山 買っていた即席めんの賞味期限が近付いてきたからです。

今日も美味しく出来たので満足でした。

暑い時に、熱い物を食べるって大変そうですが、身体には良いようです。 

 

 だんだん、セミの鳴き声が弱々しくなって来ました。

今日は処暑、もう直ぐ、秋です。

明日も、ファイトで頑張りましょう。 世界中に優しい心を。