かけふ日記

70代ゲイが世界の片隅で吠える

死期を悟る   日曜日

 今朝、起きてベランダに出てみれば小雨。

でも、雨が降ったのは朝方だけで今日は曇天、もしくは薄曇り状態でした。

 

 20日の午前0時5分にフィギュアスケートNHK杯のペアと、アイスダンスの放送(録画)があると言うことだったので録画して、今日の昼、再生をして見ました。

ロシアと中国の選手は参加していませんでしたが、ペアでは三浦、木原組が自己ベストで1位、アイスダンスでは村元、高橋組が5位でした。

今回の2組の演技は最高に良かったです。

見ていて、ちょっと感動をしました。

 

 今日は、キリン堂(ドラッグストアー)で抽選会がありました。

3千円の買い物をして1回の抽選。

千円だと補助券を1枚くれて、補助券を3枚集めたら1回の抽選。

今日は3千円の抽選権と3枚の抽選券、つまり2回の抽選の為だけにわざわざ、ちょっと遠いキリン堂に行きました。

店の入り口に机を出し、ガラポンの抽選機を1つと店員3人が居ました。

私の考えでは3千円で1回の抽選だから、たとえ残念賞でもポケットテッシュ1個はないだろう、もうちょっと増しなものがもらえるのだろうと心づもりをしていました。

行った時、誰もガラポンをしていなかったので、行った私は直ぐにガラポン。

カラコロンと赤い玉がコロリ。

「わー、すごい」と、男の店員。

あと1回、回したらカランコロンとまた、赤い玉がコロリ。

計2個の赤い玉で、50円の商品券を2枚、くれました。

6千円分の買い物で100円の商品券、内心、「何が凄いんだ」と私。

最低、台所用洗剤でも手に入れたいと思っていた私は、礼も言わずに帰って来てしまいました。

ということで、感謝がたりなかったと、本の少し反省をした次第です。

 

 先日の読売新聞に、「『クロ』最後の力で父の元へ」と題する中井さん(女性・75才)の投稿が載っていました。

 内容は、中井さんが小学生の頃、お父さんが黒い雄犬をもらって来て、「クロ」と名付け、もの凄く可愛がっていたそうです。

クロもお父さんが大好きで、何時もお父さんの後をついて回っていたそうです。

やがてクロも年を取り、「クロ」と呼びかけても目を開けて尻尾をふり、直ぐにまた目を閉じてしまう具合になっていたそうです。

学校から帰って見ると、クロが居ないので「クロは何処に行ったのだろう」と心配をしていたら、農作業を終えたお父さんが一輪車にクロを乗せて帰って来たそうです。

この日、お父さんは家から一番遠い田んぼ(歩いて30分)で農作業をしていたらクロが来たとのこと。

農作業を終えて「クロ、帰るぞ」と近づくと、すでに息はしていなかったとか。

死期を悟ったクロが弱り切った体で、遠い田んぼで仕事していたお父さんに会いに、別れを告げに行ったのでしょうか?

それ以来何十年、中井さんは犬が飼えないまま今に至っているそうです。

 

  老衰しきった老犬クロがトボトボ道を歩いてお父さんに会いに行く、別れを告げに行く、お父さんが働く田んぼの側で静かに息を引き取る・・・私は想像をしただけで滂沱の涙です。

私も、自分なりに一所懸命に誠を尽くして生きて行きたいです。

 

 この頃、たびたびあります。

朝、「あー、起きなくちゃー」と眠たいのを辛抱して泣き泣き布団から出て、布団を片付けようとしている時、ふと時計を見ると午前2時だったり、3時だったりすることが。

これまで、こんなことは一度もなかったのに、最近はたびたびです。

どうしたことでしょうか? 不思議です。

 

 明日も、素晴らしい一週間が、一日が始まりますように。