かけふ日記

70代ゲイが世界の片隅で吠える

終活の書類    火曜日

 12月10日(土曜日)に姉と会って食事をしたり、コーヒーを飲んだりしましたが、この時、私は終活に関する書類を姉に渡しました。

姉には息子が2人いて、姉に万が一のことがあった時には息子たちが面倒を見るから良いのですが、私の場合は独身で万が一の時の世話をしてくれる人がいません。

 

 血のつながりのない全く他人のAちゃんが、「万が一の時は僕が面倒を見て上げるよ」とのこと。

「その時の用意として、万が一の時の連絡先などを書き出して置いて」との言葉に従って書類を書き上げました。

そして、書類を2部、作成して、Aちゃんと姉に渡しました。

 

 現在、通院をしているクリニック、銀行、年金、互助会、生命保険、火災保険、電気、ガス、NTT、スマホ等などの連絡先を書いたものです。

 

 「死んだ時は葬式は要らないからね。病院の霊安室から直接 焼き場に行って。互助会に電話をしたら霊柩車で運んでくれると思うから。骨は四天王寺に納骨して、安い方10万円の口で」と姉に話したら、姉は神妙な顔をして私の話を聞いていました。

そして黙って、終活の書類を鞄にしまいました。

 「遺品整理とか、納骨費用とかのお金は銀行にあるからね」と、私。

その時に話し合ったのが、「お金は現金にして、手元に置いた方が良いよね」と言うこと。

 

 でも、考えたら、この世から あの世に行くって厳粛なことだと終活の書類を作成しながら感じました。 

ただ今度、姉と会った時に、「延命治療はしないでね」とだけは伝えようと思っています。

 

 そして、そして、「生まれて来て良かった。皆さん、ありがとう」と言い、目が閉じれたら最高に良いのですが。

今からでも遅くない、善行を積んで生きて行こうと思っています。

 

 今日はAちゃんが遊びに来てくれたので、2人でスーパーに行きトンカツや弁当を買って来て、家で食べました。

トンカツは分厚くてとても美味しかったです。

 Aちゃんとは取り留めのない話をしたり、テレビを一緒に見たりしましたが、この季節、人の温かみが心にしみます。

日が暮れると共にAちゃんは帰って行きましたが、ありがたいことです。

 

 今日 行ったスーパーでは、地域包括支援センターの相談会を開催していました。

地域包括支援センターとは、将来、生活が成り立たなくなった時に相談に乗ってくれるところです。

今日は前を素通りしましたが、将来はお世話になるかも、です。

 

 正直言って、将来はどうなるか判りません。

毎日、希望を胸に抱き、明るく前向きに生きて行きたいです。

 

明日も、ワクワクするような楽しい一日が訪れますように。