かけふ日記

70代ゲイが世界の片隅で吠える

金があるから詐欺にあう  火曜日

 今日は今年 最後の通院の日でした。

朝 起きた時から、気分は何となくすぐれない。

別にクリニックに行ったとしても嫌なことは何もないです。

先生も、看護師の人達もみんな親切だし、優しいし。

でも、出不精の私は何処にも行きたくないし、人にも会いたくないのです。

でも、でも、仕方がないので行って来ました。

 Aちゃんが来て、車でクリニックまで送ってくれました。

感謝、感謝です。

 

 クリニックと調剤薬局の後、ちょっとまとまったお金を下ろしに郵貯銀行に行きました。

お昼過ぎに、もちろんAちゃんの車で。

 

 用紙に住所、名前、電話番後を書いて係の女性に書類を出すと、彼女が言いました。

「お年寄りの人が高額のお金を下ろす時は・・云々」と。

彼女の話を要約すると、「年寄りがちょっと高額のお金を下ろす時は詐欺にあっていないかを確かめるために警察の人が面談に来ます」と。

別に急いで知るわけでもないので私は、「良いですよ」と返事。

だって、面談を受けないとお金を下ろしてくれないようなので。

 

 それからかなり待たされて若いお巡りさんが来て、私は色々聞かれました。

何で金を下ろすの? あなたの保証人は? 一緒に居るこの人は誰?と延々と。

それから警察署の詐欺の担当者に連絡をして、保証人である姉の所に連絡。

「あなたの弟さんが金を下ろそうとしています。間違いありませんか?」と、多分こんな内容の電話を。

 多分姉も、私のことで警察から電話来るとは思っていないので大いに驚いたことでしょう。

でもでも、うちの姉はちょっとやそっとのことでは動揺するような人ではないので、「あ、そうですか」で、話は終わったと私は想像しました。

 

 その後、詐欺担当の中年の凄く凄く優しい警官(働き盛りの警官)が2人来て、また事情聴取。

この時点で、自転車で来ていた若い警官は帰って行きました。

 「これから家まで車で後を付いて行きます。玄関まで」と、中年の警官。

「良いですよ」と、私。

郵貯銀行から家までAちゃんが運転する車の後を2人の警官が車で付いて来ました。

そして、部屋の玄関まで来て、私の安全を確認してから帰って行きました。

 

 今日、警官が言っていました。

今回、私を詐欺から守る為に色々、話を聞かれ家まで送ってもらいましたが、最近、警官が立ち合ったにもかかわらず詐欺師にだまされた老人がいるそうです。

それくらい詐欺師の罠が巧妙になっているそうです。

皆さん、絶対自分は大丈夫と過信してはいけないようです。

 

 今日は、軽い気持ちでお金を下ろしに行ったのに、大層なことになってしまい大いに驚きでした。

でもでも、お金を下ろすのに時間を食いましたが楽しい経験になりました。

 

 今日の日中はそうでもなかったですが、クリニックに行くために朝、シャワーを浴びましたが寒くて寒くて震えてしまいました。

シャワーからお湯が出て来ないのです。

それだけ、水道水が冷たく空気も冷えているということです。

歳が行くと本当に寒さが応えます。

 

 明日も、わが身に喝を入れて頑張るつもり。

明日も希望に満ちた楽しい一日になりますように。