朝10時頃、姉から電話。
「11時半頃、地下鉄の住之江公園駅に着くように行くわ」と。
「昼御飯はどうする?」と聞いたら、「うん、行こう。臨時収入があったから良いとこでおごって上げる」と、姉。
私が姉を食事に誘うとき、何時も安い店に連れて行っているせいか、「良いところでおごって上げる」とのこと。
確かに私は安い店にしか行きません。
贅沢を控えるのと、肩ひじを張る高級な店より気を使わない店が好きだから、です。
ひょっとして、私のことを貧乏くさい人間と思っているだろうか?
姉は11時半、きっかりに4番出口に現れました。
それから高級食堂に。
ちょっと遠くに「木曽路」を見つけて、「木曽路に行こう」と姉。
木曽路の前に立ち看板を見ると、この店のお勧めは肉関係とか懐石料理のようなものばかり。
値段は、ちょっとというか、かなり高め。
「違う店にしようよ」と私。
そして入ったのが、「和食のさと」
値段も木曽路より安く、料理は庶民的。
注文したのは天丼+そば+茶碗蒸しのセット。
料理の味は、値段からみたらこんなもんでしょう、というギリギリの合格点。
「お昼時なのに空いているね。席が半分空いているよ」と私は言うと、「従業員が少ないから制限しているのと違う」と姉。
でも、店を出る時に見たら、順番待ちのお客さんが20人近く椅子に腰かけて待っていました。
どうもコロナ関係で席を半分、空けていたようです。
混んでいるとは知らないものだから食事の後もゆっくりして、申し訳ないことをしてしまいました、済みません。
「この後、僕はダイソーに行くけど、どうする?」と聞いたら、「私も行く」と姉。
ダイソーで私が買ったのはサプリと、寝る時に履くつま先のない靴下を買いました。
姉はサプリを3種類、買いました。
姉が話しました。
「お墓に行ってお花を供え、ロウソクと線香を上げ、般若心経を上げていたら、砂利を踏んで誰かが来たの。般若心経を上げ終えて後ろを見たら誰もいなかったの。どう思う?」と。
「だぶん、誰かがお経を聞きに来たんだよ」と、私。
姉には一人分のおせちと、ピーナツや、スルメなどの酒の当てをもらい帰って来ました。
姉には本当に世話になりっぱなしで、感謝、感謝です。
家には午後2時頃に帰って来て、後は読書。
今日から、藤沢周平著の「春秋の檻」を読み始めました。
NHKでドラマ化されていた時代劇で、江戸子小伝馬町の牢獄に勤める青年医師・立花登が主人公の物語です。
1話、1話が短いので凄く読みやすいです。
出久根達郎著の「隅っこの四季」は文章を味わいながら毎日、少しづつ読んでします。
今日は、百合の木の話が出て来ました。
大きな百合の木を目印として家を探すのですが見当たらないので電話をしたら、目の前にその家はあったそうです。
ひょっとして、新北島東公園にある木がそうかな?
私は今、この本が凄く気に入っています。
出久根氏の優しい人柄が出ていて、どのエッセーも感動しながら読んでいます。
今年も本当に本当に終わりです。
1年、ありがとうございました。
みなさん、よいお年をお迎え下さい。
心より・・・・ありがとう、ございました。