昨夜の7時半頃、日記を書き終えて、「はた」と気が付きました。
明日の朝の食パンがない、と。
外はもう暗いし、寒いしで、食パンを買いに行く元気はなかったです。
どうしよう?と考えたあげく、明日の朝は「すいとん」にしようと決めました。
朝起きてまず、キャベツ、人参、ワカメ入りの味噌汁を作りました。
そして、メリケン粉を水で硬めに溶き、スプーンで一口大の団子を作り、煮え立った味噌汁の中に入れていき、団子に火を通しました。
これで「すいとん」の出来上がり。
後は目玉焼きと、いわしの一夜干し一匹を焼き、後は作り置きの芽ひじきの煮物と、切り干し大根の煮物を食べ、朝食としました。
食べて何とかお腹は大きくなったけれど、やっぱりパンが食べたーい、でした。
朝食を食べ、片付けが終わった後、朝刊を読みました。
朝刊の31面に面白い記事が載っていました。
見出しは、「腸呼吸」治験スタート、呼吸不全 一時的改善策。
腸の表面には毛細血管が多く、ドジョウなどは腸で呼吸をしているそうです。
そこで、呼吸不全におちいった患者に腸を通じて酸素を補充する「腸呼吸」の治験を始めるそうです。
酸素を多く含ませた液体(PFC)約500ミリ・リットルを肛門から腸に投与し、腸で酸素を血中に補充できるかどうかを確認するそうです。
人工呼吸器による回復が難しい場合の呼吸補助や、窒息事故による救急搬送時などに利用できるのではないかと期待されているとか。
でも、腸の毛細血管がどのくらいの量の酸素を吸収するのでしょう?
人間の生命を維持するだけの酸素が得られるのでしょうか、疑問。
「腸呼吸」治験スタート の 読売新聞ニュース
昨日、図書館で借りて来た本の1冊を読み終えたので今日、2冊目を読み始めました。
読み始めた本は宮城谷昌光著の中国の歴史小説「青雲はるかに(上)」です。
何も考えずに手に取って、借りて来た本です。
本を開いてビックリ、私の苦手な歴史小説、それも中国。
そして、登場人物も多いであろうと思われます。
借りたのは失敗だったかな、と思いつつ読み出したら、面白いこと、面白いこと。
テレビを見ることも、食事をすることも忘れて読みふけっていました。
知らない漢字が多くて判らないことだらけですが、それでも読みふけっています。
今は、上巻の半分まで読み進みましたが、本の裏表紙の筋書きによると、これから、主人公が悲惨なむち打ちにされ、歯や肋骨を折られ、半死半生のまま簀巻きにされ、厠室で汚物に塗られた・・云々、とあります。
そして主人公が、戦国の世を終焉に導いた・・・そうです。
やっぱり小説は面白いです。
今日の午後2時頃、食パンを買いにライフまで行きました。
ライフに行く手前にあるワンルームマンションの入り口の階段(2段)で、よく見かける大柄のお爺さんが固まっていました。
床に買い物の入ったレジ袋を置き、杖を左手に持ち右手で壁を押さえながら1段目で固まっていました。
どういう訳かお爺さんは階段で二進も三進も行かない状態(フリーズ)でした。
通り過ぎては戻り、それを何度か繰り返し見ましたが、お爺さんは右足が上がらないのか、ずっと固まったままでした。
これはいかんと私はお爺さんに近づき、「大丈夫ですか?」と声をかけたけれどお爺さんは無言。
私がお爺さんの左の肘を支えて持ち上げるとお爺さんは、どうにかこうにか右足を持ち上げ、やっと上段に両足が乗り、階段を上り切りました。
私は床に置いてあった重たいレジ袋をお爺さんの左手に持たせると、右手に杖を持ち替えたお爺さんはすり足で前に進み始めました。
骨太で体格の良いお爺さんはかなり重たかったので、小さくて力のない私は支えるのが心もとなかったのですが、何とかお役に立てたので良かったです。
お爺さんはマンションの廊下を進んで行きましたが、考えてみれば明日は我が身。
心引き締まる思いで無言のお爺さんの背中を見送りました。
今日も一日が終わります。
明日も、希望に満ちた楽しい一日が訪れますように。