かけふ日記

70代ゲイが世界の片隅で吠える

日曜日  変な結末 

 昨夜、東野圭吾著の直木賞受賞作、「容疑者 X の献身」を読み終えました。

私としては、不満の残る意外な結末にガッカリでした。

あくまでも、私個人としての読後感で、ちょっと後味がわるかったです。

 

 私が本のあらすじを少し書いても、本の売り上げには影響しないでしょうから、ちょっとだけ書きます。

 天災数学者で高校の先生をしている冴えないAが、首を吊ろうとしている時、部屋のドアをたたく音。

出てみると、美しい母()と娘(で中学生)が立っていて、「隣の部屋に引っ越して来ました、宜しくお願いします」との挨拶。

そこで、Aはに一目惚れ。

 

 仮に4月1日、の離婚した相手の父ではない)がアパートの部屋に来て、復縁を迫ると共に、暗にお金をせびりました。

そこで、を事の成り行きとはいえ、2人でDを殺してしまいました。

隣の部屋の大きな物音でそれを知ったAが2人の間に割り込み、完全犯罪を仕掛けます。

 

 まず最初に、殺人事件が起きた日を1日ではなく4月2日に偽装する為にAは、第3者、E(ホームレス)を殺しました。

そして警察に、4月2日に殺人事件が起きたように見せかけ、殺されたのは(実はEの遺体)だと思わせました。

 B、2人のアリバイ工作のためにです。

そして、の遺体は切断して海に沈めたのです。

 

 つまり、一目惚れで片思いのの為とはいえ、殺人事件まで起こすのです。

みなさん・・・そんなこと、考えられます ????

私だったら、もっと違う方法を考えると思うのですが。

 小説を読み終わって、私は悶々・・・こんな話、あり得ないと。

 

 今日は朝から雨。

でも、図書館にも行きたいし、ちょっと遠いスーパーS にも行きたいしと雨の中、傘をさして出かけました。

 

 図書館に着いたのは11時過ぎ、2冊、本を返却して、3冊を借りて来ました。

そして、何時ものように幼児の絵本コーナーに行き、絵本を4,5冊、読みました。

絵本には善悪、色んなジャンルの本があり、読んでいると何かしら心に残ります。

そして、癒されます、不思議。

 

 図書館からトコトコ 歩いてスーパーS へ。

今日は雨のせいで店内はガラガラ。 レジもガラガラ。

 

 スーパーでは沢山の買い物をしたので、リュックサックと、トートバッグがいっぱいになりました。

スーパーを出たら雨はポツポツ。

でも、傘をさすのが面倒なので傘なしで歩いたら、雨も上がって来ました。

今日の天気予報では、午前中は雨、午後は曇りで、天気予報は大当たり。

 

 家に帰ってから昼ご飯を食べ、疲れたので40分間、昼寝をしました。

昼寝をしたのは何か月振りでしょう。 スッキリしました。

 

 2024年のパリオリンピックから正式種目になったブレイクダンス、通称ブレイキンの全日本選手権NHKで放送をしていたので、ホットコーヒーを飲みながら見ました。

即興の音楽に即興でブレークダンスを合わせ、対戦相手と交互に踊り、その技を競うものでした。

 

 見ていて面白いのは面白いのですが、ついつい体に力が入り、疲れてしまいました。

ブレイクダンスの格闘技とでもいうのでしょうか、見ているだけでもハード。

これから先、多分、私は見ない方が良いのではと、思ってしまいました。

 

 世の中、次から次へと移り変わっていきます。

でも、私は思います、別について行かなくても良いのではないかと。

 

 一日、一日がこんなに早く終わるのに何故か、なかなか春が来ません。

待ち遠しいです。

明日も、こころ休まる穏やかな一日が訪れますように。