かけふ日記

70代ゲイが世界の片隅で吠える

金曜日  なんでも買います

 団地のベランダから外を見ていると、本当に雨が降っているかどうかは判りにくいものです。

でも、流石に今日は台風2号が近づいているせいか雨は本降りで、まるで歌川広重の浮世絵のように雨脚がはっきりと見えました。

無風状態だったので天から真下に降る雨脚が見えました。

見ていて、なんだか凄く嬉しくなって来ました。

名所江戸百景 大はしあたけの夕立 | 歌川広重 | 作品詳細 | 東京富士美術館 (fujibi.or.jp)

 

 今日も又、断捨離をしようと押し入れからゴチャゴチャ物が詰まった段ボール箱を取り出して整理をしようと試みました。

そして、小一時間もしない中に又もや挫折。

あー、私には物が捨てられない、どうしたら良いのやら。

 

 そんなこんなことをしていたら午後3時半頃、「こんにちわー」との声。

「ちょっと待って下さいー」と、玄関のドアを開けると、20代のスーツを着た爽やかな若者(男)が立っていました。

 

 「私は何々から来ました。値段の付くものだったら何でも買いますので出して下さい」と、好感度100%の笑顔とスマートさで話しかけて来ました。

「何でもー?」と聞くと、「電化製品からバイクまで何でも」と、彼。

「それだったら、この間、廃品回収の人に出したよ」と、私。

 

 彼が言うには、本から、古着から、壊れたパソコンまで何でも良いらしい。

「要らない加湿器があるよ」と言ったら、「見せて下さい」と彼。

 

 暫く彼と、あれこれ話したけれど、あまりにも調子の良い彼を信用できなくなったので「チラシでもくれない」と言ったら、「ない」とのこと。

「それでしたら後で、郵便受けに名刺を入れて置きます」と言い、帰って行きました。

なんで名刺くらい今すぐにくれたら良いのにと思うと同時に、やっぱり、この男は信用できないなと思いました。

 

 今日も、コメントの投稿、ありがとうございました。

1970年完成の世界貿易センタービルが役目を終えての解体工事です。

1970年と言えば大阪万博の年ですね。

1964年の東京リンピックに続いての、日本の黎明期で世界への顔見世、仲間入りでした。

感慨深いものがあります。

 

 ヨーロッパの石造りの建物は堅牢で何世紀も持つでしょうがこれからは、先進国はどこも生活に密着したインフラ工事(補修)が重要になって来ています。

考え出したら世の中、大変です。

 

 昨日の日記に玉ねぎのことを書きましたが、残っている5個の玉ねぎは新玉ねぎで傷みやすいので冷蔵庫の野菜置き場に入れました。

1個、1個、新聞紙で包んで。

これで当分は大丈夫なので一安心。

 

 今、読んでいる小説は、まさきとしか著の「あの日、君は何をした」ですが、やっと面白くなって来ました。

この小説は刑事小説ですが、登場をする刑事が個性豊かで変わっているので面白いです。

『あの日、君は何をした』|本のあらすじ・感想・レビュー・試し読み - 読書メーター (bookmeter.com)

 

 今日も何事もなく無事に一日が終わりそうです。

明日も、素晴らしい朝が迎えられますように。