かけふ日記

70代ゲイが世界の片隅で吠える

水曜日  年齢によって違う一日の重み

昨日の午前10時半過ぎ、新型コロナワクチンの7回目の予防接種を受けました。

そして夕方、体温を測ったら37.2度。

ワクチン接種の副反応かと私は驚き、怖かったです。

 

そして夜、NHKのニュース9の天気予報(9時45分)の頃、再度、体温を測ったら36.6度で平熱に戻っていたので私は安堵しました。

 

今日の午前中はワクチンを打った左腕上部が重たく、痛かったです。

もし、痛みが続けば鎮痛剤を飲もうと思っていましたが昼頃には普通の状態になったので良かったです。

 

朝食が終わってから私は朝刊を読み、宮尾登美子著の「伽羅の香」を読みましたが2時間近く座りっぱなし。

半分、うとうとしながら。

これではいけないと軽い運動をしに大和川の堤防に行きました。

 

堤防のコンクリートの上に太陽が燦燦と降りそそぎ、暑くも寒くもなく快適でした。

靴を脱ぎ、靴下も脱ぎ、裸足で運動をしました。

行き帰りを入れて1時間の外出。

 

家に帰ってから昼食を食べ、 またもや読書。

「伽羅の香」が兎に角、面白いです。

ヒロインは私財を投げ打って香道の復活に尽くしましたが脊椎カリエスになり、皆から見放され、最後には裏切られてしまいました。

故郷の人々(素朴な人達)以外は。

 

小説はもう少しで読み終わりますが最後の最後はどうなるのでしょう?

 

この小説を読んでいると読み方や、意味の分からない難しい漢字がいっぱい出て来ました。

それらは皆、適当に打っちゃって読み進みましたが、そういう難解な言葉を使いこなす小説家って偉いなーと、感心しました。

兎に角、小説家、宮尾登美子(故人)は凄い・・・の一言です。

 

川崎に住んでいるスナックかけふ時代のお客さん(今はメル友)からのメールに、「あの終わらないのではと思われた夏も終わり、すっかり涼しくなりました。寝るのが嬉しくて楽しいです。」と、ありました。

 

「寝るのが嬉しくて楽しいです」とありますが、私もそう云う時期がありました。

朝になったら、「今日も頑張ろう」と思えた日が。

 

でも今は、そうでもありません。

生きている一日いちにちの重みに押しつぶされそうです。

もっと、気楽に生きて行けたら楽なのでしょうが。

 

明日も、こころ晴れる楽しい一日が訪れますように。