かけふ日記

70代ゲイが世界の片隅で吠える

金曜日  心豊かに 歳相応な暮らし、

介護の仕事をしているAさんの手引きでケアセンターB(東成区)に見学に行って来ました。

古い町並みの東成区の狭い道路で迷子になり困り果てました。

でも、着いて見たら3階建ての立派な建物。

(養護施設や、ケアハウスは、どこもかしこも似たような設計です。)

 

でも、館内の談話室は人が居る割には談笑などは全くなく、ガランと静かでした。

 

ケアセンターBの責任者のCさん(女性・50代?)は、ケアセンターの最高責任者をすると共に介護福祉士の仕事もしているとのこと。

 

CさんにはケアセンターBの概要を聞きました。

費用に関しては想定内で、驚くほどには高くはなかったです。

 

フレイル状態の人、つまり病気と云う訳ではないけれど健康でもない人達に入居してもらい、今の健康状態を維持してもらうと共に、自分のことは自分でする、人の手をかりない施設を運営すると云うのが、彼女のモットーでした。

 

そして、昼時を過ぎてガラガラの食堂で昼食(手作り・小母ちゃんが3人)を試食。

その後、館内の説明、浴場、洗濯場、そして、個室を案内され、最後にもう一度、彼女のケアセンターの最高責任者としての熱い思いを聞きました。

 

そしてケアセンターの見学料(昼食代含む)として一人、500円を払って帰って来ました。

そして、親切に対応してくれた彼女に礼を言うと共に、私が求めている終の棲家(ついのすみか)でないことを語り、「ここは私にとって、ハードルが高過ぎます」と、暗に断りを言って帰って来ました。

多分、彼女も私に断られて安心したことでしょう。

 

今日、連れて行ってくれたAさんの話では、養護施設と言っても色々あるそうです。

これから、自分の生き方に合った施設を気長に探そうと思いました。

 

兎に角、私のことに関しては、現状維持、それが一番だと思いました。

生きて行くことは食べて寝る・・・だけではなく日々、心豊かに暮らすかが いかに重要かが分かりました。

 

そして、ケアハウスBを後にした途端、気付きました。

見学に行った3人はヘトヘトに疲れている、と。

 

車の助手席に乗っていたAさんは暑い日差しを浴びて舟を漕いでいました。

彼女が言うには、彼女は、「暑さには鈍感で、寒さには弱い」そうです。

暑さに鈍感で、今年の酷暑も特に何ともなかったそうです。

 

そして、ケアハウスBで食べた給食は素麺、いなり寿司2個、はんぺんの磯辺揚げ、デザートは梨2切れでした。

素麺は特に美味しくなかったです。いや、不味かったです。

でも、最後に食べた梨は美味しかったです。

 

そして、私以外の2人、食べることの早いこと。

彼らが食べ終わった時点で、私は全体の3分の1がまだ残っていました。

 

私は今日、良い出会いを期待していたのですが無理でした。

良い出会いは又の機会にたくしましょう。

 

明日も、素晴らしい一日が訪れますように。

 

今日は「旧かけふ日記」は、少しだけ書きました。

なぜか私は、大いに疲れました、気疲れかな。