昨夜と云うか、朝方と云うか、後味(?)の悪い夢を見てしまいました。
朝、目が覚めて、夢を見たことを忘れていたら良いなと思っていましたが、起きてもまだ、覚えていました。
夢の中で私は、ノンケ相手の小さなスナックのマスターでした。
お客さんは、恰幅が良くピン・ストライプ(紺地に白い縦縞)のWのスーツを格好良く着こなしている紳士で、その時点で客は彼一人でした。
少し遅れて20代半ばの若い男が一人、来ました。
そうしたら、恰幅の良い紳士が彼に話しかけました、「しょぼくれているな」と。
どうも2人は知り合いのよう。
そして、「金儲けがしたかったら若い女をフイリッピンに連れて行き、売ってくれば良いじゃないか」と、紳士が若い男に言ったら、若い男が、「は~」と、気のない返事をしていました。
どうも2人はやばい仕事をしているようです。
私は、何も知らない若い日本の娘がだまされて外国で売られる・・・
それを想像して暗い気持ちになってしまいました。
なぜこんな夢を見たか・・・
昔、私がヘルパーをしていたゲイスナックが新世界にありました。
そこに、H君と云うアラ40の若者が出入りをしていましたが、彼はフイリッピンから女を日本に連れて来て仕事を斡旋していました。
そして彼が時々、指をさして言っていました、「スナックの壁やカウンターを虫がウヨウヨ、はっている」と。
店のマスターが私に言いました、「覚せい剤をやっているから幻覚を見ているんだよ」と。
彼はお母さんとの2人暮らしでしたが、とうとう精神を病んで入院してしまいました。
もう20年以上前の話ですが、私の記憶の中にインプットされたのか、彼のことが時々、思い出されます。
言葉の通じない日本で身体を売るのって、大変なことだと思うけれど。
そして、身体をボロボロにしてしまうのではないしょうか?
それとも逞しく金を稼いで、国に帰ってから家でも建てるのでしょうか?
体を売る売春は、地球上で最初の商売だとか、悲しいですね。
今日は午後1時過ぎに風呂に入り、3時頃に洗濯物を干しました。
寒い中、手際よく体を洗い、洗濯をしましたが、かなり上手に出来ました。
夕刊の8面に、「今年の一筆啓上賞、大賞5点決まる」の記事がありました。
テーマは「時」
5点すべて載せるわけにはいかないので、私が好きな2点だけ載せます。
「旅で出逢った妻へ」・・沖縄県 森山高史(74)
最終バスに乗り遅れたあのとき、わざとゆっくり歩いていたんだ。たぶん、君もね。
多分、2人の魂が呼応しあって、別れがたかったんだね。
その晩は帰れなくなってホテルにでも泊まったのかな。
「ばあちゃんへ」・・新潟県 神喰 雄太(29)
ケーキ残すの3年連続!大好きって言ってたじゃんか。花の水換えて線香立てていくね。
ばあちゃんが死んで4年目、仏壇にケーキを供えて上げたけれど、いつも手付かず。
雄太さんのまだ子供だった時のことでしょうか。
ケーキは残したけれど、ばっちゃんは喜んでいたことでしょう。
今日も何事もなく無事、終わりつつあります。
明日も、素晴らしい出会いのある楽しい一日が訪れますように。