かけふ日記

70代ゲイが世界の片隅で吠える

日曜日  思い出は心の中に

 一昨日の金曜日は断捨離をしようと、観音開きの物入れに入れて置いたアルバムを取り出しました。

 このアルバムは私が親元を離れた20才以降の写真を貼ったアルバムです。

何ページもあるページをばらし、ハサミでカットして行きました。

 

 ゲイの世界の友達と行った海水浴の写真、会社からの団体旅行の写真、お袋等と行った高野山や大阪花博の写真などなど。

 金曜日、全てをゴミ袋に入れてゴミ置き場に持って行きました。

そして土曜日の午前中、大阪市のゴミ収集車が来て、持って行きました。

 

 思い出の写真を捨てて後で後悔するかなと心配しましたが、反って清々しました。

私自身を含めて形あるものは、何時かは消えてくのだから。

 

 両親だって兄だって、ゲイの友達だって多くの親しい人達が旅立って行きました。

「さー、私も残された命、頑張って生きよう」という気持ちです。

 

 今日は朝食後、全ての部屋にはたきを掛け、掃除をしました。

各部屋を整理して掃除機を掛けましたが畳の目がはっきりと際立ち綺麗になりました。

気分は大いにスッキリでした。

 

 今日は午後から明野照葉著の「愛しいひと」の続きを読みました。

 第一話では、アラ50の夫(笠松瞭平)が突然、蒸発し妻(睦子)と息子(直也・大学3年)が残されました。

 

 第二章では、蒸発した瞭平がホームレスとして河原に現れ、同じホームレス仲間と生き始めました。

 

 そして第四話まで読み進みましたが、直也も家を出てアルバイトしながら大学に行き(?)、睦子は睦子で仕事を見つけて働き始めるという筋でした。

 

 空中分解した家庭から独り歩きを始めた専業主婦の睦子の1年余りの生活は、読んでいて身につまされる話でした。

 

 何事にも直ぐ感化される私は大いにブルーな気持ちになってしまいました。

それにしても瞭平は、無責任に蒸発したことに対してどんな釈明をするのでしょう?

 

 あきらさん、コメントの投稿、ありがとうございました。

私はいくら得でも3万円のチャージはようしません。

万が一、カードを失くしたらどうします?

 

 各スーパー、それぞれです。

客もそれぞれです。

ただただ、自分自身がいかに賢い消費者になるか・・・です。

 

 今日の昼は蕎麦を湯がいて食べました。

冷たい蕎麦(ざる蕎麦)で、天ぷら(エビのかき揚げ)を一緒に食べました。

味は、まーまーでした。

 昨日今日と急に暑くなり、何かあっさりしたものが食べたいです。

 

明日も、世界中の子供達が腹いっぱい美味しいものを食べらますように。