かけふ日記

70代ゲイが世界の片隅で吠える

日曜日  おごってもらうのは 良いけれど

午前10時、姉から電話、「これから行くわ。駅は住之江公園駅だったね」と。

「そう、西梅田から四つ橋線に乗って終点だよ」と言うと、「御堂筋線と違うの?」と姉。

何回も来たことがあるのに忘れたようです。

 

電話をもらった時間から考えると、かなり早く着くはずだと家を11過ぎに出ました。

約束の時間は11時半。

11時15分頃、駅近くに行ったら姉の姿。

「かなり待った?」と聞いたら、気持ち言い淀み「いや今、来たところ」との返事。

 

姉が敬老関係でクーポン券をもらったそうですがその券は、この辺ではKでしか使えないのでKに行きました。

味は知らないけれど値段は一流の店。

 

姉がおごってくれるのだからと黙ってついて行きましたが、どうも私の口には合いませんでした。

天ぷらも、刺身も、全てが量が少なくチマチマとしていて美味しいとは言えない状態。

今日は大晦日でお客さんが少なく、ゆっくり過ごせたことが何より良かったです。

 

「続きは喫茶店で話そうか」と言ったのは良いけれど、この辺りには気の利いた喫茶店はゼロ。

仕方がないのでロッテリアに行きました。

ここでも、私が「出す」と言ったのに、姉がお金を出してくれました。

どうして最近、姉は気前が良いのでしょう? 不思議。

 

今日の姉との話で、私の記憶に残っているのは先祖や両親、兄が入っているお墓の花立か、ロウソク、線香立てか、何かが壊れているとのこと。

兄嫁も、兄の子供(4人)も滅多に墓参りをしない人達なので、私はちょっと気になっています。

 

将来、兄の子供が墓守をしてくれるのか? 墓じまいにするのか? お金は誰が出すか? 等などを考えなくてはいけないようです。

姉は、ことあるごとによく墓参りに行っていますが、「良い墓石ですね」と皆から言われ鼻が高いようです。

 

私の家の墓は、熊野本宮大社のある和歌山県東牟婁郡にありました。

「もう、和歌山には戻らない。今のままでは墓参りも出来ない」と言うことで、大阪に墓を移しました。

 

兄が音頭をとり、兄の車で山を幾つも越えて和歌山に行きました。

両親も健在で、私が高校生の頃でした。

そんな兄貴の意思を私は無駄にしたくないと思っているのですが。

 

ロッテリアでコーヒーを飲み終わって駅に向かいましたが、別れ際に姉が作ったお節料理をもらいました。

姉とは別れて家に帰って来て見たら、お節料理の量の多いのにはビックリ。

ちゃんと食べ切れるかどうかちょっと心配。

今日は、姉には感謝、感謝の一日でした。

 

今は家族葬とか、墓じまいとか、樹木葬とか、お金を出して永代供養とか色々ある時代です。

今、生ある人達には、先祖や両親など亡くなった人達を敬う気持ちを忘れないで欲しいと思っています。

イスラエルのように戦死者の墓(土葬)を戦車や重機で破壊するのはもっての外ではないでしょうか?

 

日記にお墓のことなどを書いたら、嫌がられるかな? ちょっと心配。

 

今日は朝早い頃は霧雨が降っていましたが時間が過ぎるにしたがって曇り空となり、温かい一日で過ごしやすかったです。

夕方の一時は、物凄い強風が吹いていました。

 

明日も世界中の人達がこころ安らかに過ごせる一日が訪れますように。

皆さん、よいお年をお迎え下さい。