かけふ日記

70代ゲイが世界の片隅で吠える

月曜日  Aさんの生き方

 昨夜の午前0時頃、団地の広場で騒音を発しているバイクがありました。 

昨日は日曜日で今日は海の日で祝日。

バイクをふかしている若者(多分)は気分爽快でしょうが、寝苦しい夜に寝ようとしている住民は、たまったものではありません。

 

 私も、ウトウトしながら騒音を聞いていましたが、それ以上に心が動揺するのを押さえました、彼は人の心をさっすることが出来ない気の毒な人だなと思いつつ。

 

 今朝は何時もの時間、午前5時半に目を覚ましアイスコーヒーを作って飲みました。

 今日は甘党のAさんが、甘い物をいっぱい持って遊びに来てくれる日です。

Aさんが来るのは午後2時頃ですが、それまで、どんな段取りにすれば良いのかを考えました。

 

 とりあえず、私の身だしなみを整えるために髭を剃り、汗臭かったらいけないのでシャワーを浴びることに。

 そして、簡単な部屋の整理。

時間がたっぷりあるので、あわてることはないのですが、やっぱり少し、緊張。

 

 午後2時頃、Aさんが来ました。

2L入りのお茶と、甘い物をいっぱい持って。

兎に角、驚くほどに色々の甘い物をいっぱい持って。

 

 「扇風機が回っているのでエアコンはあまり下げないで良いですよ」と、Aさん。

そこで、エアコンを29度に設定して電気代の節約としました。

 

 Aさんには2一人の息子がいて、2人とも嫁さんの実家近く居を構えたので、漫画にあるサザエさんの婿(マスオさん)状態だとか。

 

 そして、Aさんはエンディングノートを作成しているそうです。

「葬式無用」と、ノートには書いたそうですが「お骨はどうしよう?」と、Aさん。

Aさんの奥さんは、「自分は自分のところのお墓に入るので、あんたはあんたで自分の遺骨をどうするかを考えて?」と、言われているそうです。

 「夫婦は他人の始まり」とか言われるけれど現実は厳しいようです。

 

 独身の私は姉に言われたことがあります、「あんた、将来はどうするの?」と。

あー、嘘でも良いから言って欲しかった、「万が一の時は、面倒をみて上げるよ」と。

姉はずけずけものを言うタイプなので、私は何時も傷ついています。

 

 Aさんは午後5時半頃、帰って行きました、Aさんとは山ほど色々の話をしました。

言えることは、Aさんは私と違って、考えがしっかりしているし、生き方がしぶとい

し、そして、健康には最高に留意していると、私は思いました、凄いなー。

多分、Aさんは精神的にタフなんでしょうね、やわな私は大いにうらやましかったです。

 

 今、西空では、夕焼けが消えて夜のとばりが降りそうです。

そして、時間が止まったかのように静かなひと時です。

 

明日も、心が癒される静かな一日が訪れますように。

 

 Aさんは今、ラジオで流れていた歌、ハンバート ハンバートの歌、「おなじ話」が気に入っているようでした。

おなじ話 - ハンバート ハンバート - YouTube