かけふ日記

70代ゲイが世界の片隅で吠える

月曜日

 昨日(日曜)の朝刊の33面に、「超高齢の『失踪宣告』なぜ?」の記事が載っていました。
遺産相続の手続きで生死不明の法定相続人がいることを初めて知り、「失踪宣告」の申し立てをする人が全国で増えているそうです。
昨年の4月からの1年で、120才を越していると思われる失踪人は50人以上。
100才以上の所在不明者については戸籍整理の目的で市区町村が削除するそうです。

 もし、賃貸で部屋を借りている人が行方不明の場合は大家さんが役所に届けるでしょう。
住所不定で暮らしている人(ホームレスの人など)が、災害などに巻き込まれて亡くなったとしたら、完全なる失踪人になってしまいます。
誰とも判らないまま公の機関で無縁仏として埋葬される場合はまだ良いですが、遺骨もないまま誰からも忘れ去られる人もいるでしょう。

 失踪の申し立て件数ですが、2020年の1年で2115件だったそうです。
失踪者は、人と人とのつながりが希薄になった現代のみならず、いつの世もあったのではないでしょうか?
人と人とのつながり、網からこぼれ落ちた人達の多さには考えさせられます。

 自分が、誰からも忘れ去られた失踪人にならないことを切に祈りたいです。

 

 この間、新型コロナウイルスワクチンの接種会場(渋谷区のクリニック)に侵入し、ワクチン接種を妨害した「神真都(やまと)Q会」のこと、どう思います?
 「ディープステート(闇の政府)が世界を支配している」とか、「トランプ前大統領が救世主だ」とか主張するアメリカの組織「Qアノン」に感化され、「Qアノン」の日本支部と自分勝手に名乗っているそうです。
 世の中、面白いと言ってしまえばそれまでですが、こうも理解に苦しむ人達がいっぱい存在するって、ある意味、私は恐ろし気がします。 

幾ら、発言の自由があると言っても。 

みなさんは、どう思いますか?

 

 今日も一日のとばりが、そろそろ降りようとしています。
今日も何とか無事、終えることが出来そうです。 一人間として。
ありがたいことです。 感謝、感謝です。

明日も夢にあふれた愉快な一日が訪れますように。