かけふ日記

70代ゲイが世界の片隅で吠える

木曜日

 昨日の話の続きです。

歯医者に予約の電話を入れるつもりでしたが体調が悪くなり、電話はしませんでした。

子供の頃に歯医者通いをしていた私にとって、総入れ歯になることは覚悟の上なので、コロナ禍の今は歯医者に行くのをやめました。

自分に対する言い訳にすぎませんが、良いのではないでしょうか。

今のところは、御飯が食べれているので。

 

 午前中、英会話教室に通っているAさんからlineでのテレビ電話がありました。

電話に出ると、Aさん(70過ぎ)は裸でした。 骨ばってシミのある上半身。

 Aさんの第一声は、「しんどい」でした。

聞いてみると、医者通いをしているのに、まだ下痢が止まらないので2キロ瘦せたのとのこと。

「大腸の検査をして下さい」と先生に頼むと、「今はコロナで忙しいから無理だ」と、断られたそうです。

 そして、話を聞いていると、薬(整腸剤)をもらって飲んでいるとは言いながら、先生の指示通りには飲んでいないようす。

「薬は先生の言う通りに飲まんとダメでしょうが」と強く言うと、なぜかAさんが怒り出しそうな雲行き。

 下痢は食べたら直ぐに始まるのでトイレに直行をしているとか。

外出先での食事はトイレ探しや、トイレの行列で大変とのこと。

「パンパースはまだ、早いよね」と、Aさん。

 「総合病院に初診で行ったら」と言うと、「一見では無理だろう」と、Aさん。

話を聞いていたら、どこまで病状が緊迫しているのか今一、判らない。

先生だって無責任だし、大腸がん何かだったらどうするのだろう。

 

 Aさんは言いました、「ライフは近くにあるけれど高いから買いに行かない。今日は玉出(安いスーパー)に行って弁当を2個買って来た。昼用と、夜用として」と。

買って来た弁当の1個は、カレーライスで、税抜き278円。

もう1個は、玉子丼で、税抜き198円。

「安いでしょう、美味しそうでしょう」と、テレビ電話を通してAさん。

値段が高いということはそれだけ高い食材を使っているからなのに、Aさんはそこまで気が回らない様子。

英会話教室には沢山の月謝を払っている、というのにです。

下痢をしている割には食欲は旺盛のよう。

 

 この金、土、日曜の2泊3日で、遠距離恋愛の彼(50代)が泊まりに来るそうです。 車で。 

3日間はドライブや食事で走り回る予定とか。  

下痢をしていて大丈夫かしらん・・・

判らん、判らん、他人のことは判らん・・・・

 Aさんは8月6日が誕生日で、そのお祝いに彼が来ると言っていました。

私は言うのを忘れていました、「おめでとう」と。

 

 でも、新型コロナウイルスの第7派の現状は大変なようです。

老人の施設ではクラスターが発生し、看護師が不足をして、陽性ながら発症していない看護師が働いているそうです。 陽陽介護だそうです。

 昔から言います、「明けない夜はない」とか「悪いことは続かない」と。

きっと、来ます、「コロナ禍の時は大変だったね。ロシアの侵略と重なって」と、昔話を笑ってする日が。

 

 子供達や、今の若者達が、コロナのことを気にせず元気いっぱい自由に過ごせる日が来ますように。

明日が希望に満ちた楽しい一日になりますように。

 

 間違って、水曜日の日記を消してしまいました。 失敗、大失敗。