今朝、食事をして、後片付けをして、朝刊を読み終えて、その後、Aさんに電話をしました、ビデオ通話で。
「元気にしている、体調はどう?」と聞けば、「いいよ」との返事。
最近はましになりましたが子供の頃から私は、「どこか浮世離れをした人間だ」と、皆に思われていたよな・・・感じです。
岡ちゃん(故人)には10年近く前に言われたことがあります、「最近お前も、やっと、まともになって来たな」と。
そんな私がこの人は本当に浮世離れをしているなと、思った人がいます。
その人は今日、電話で話をしたAさんです。
以下の文章は今日、Aさんと電話で話した幾つかのエピソードです。
Aさんは家の近くのクリニックに、もう何か月も通っています。
医者通いをしているAさんですが、少しも良くなりません。
先生との会話の中で薬の話になり先生が言ったそうです。
「いつも、薬の処方箋を出しているでしょう?」と。
「知りません。処方箋って何ですか?」と。
Aさんはクリニックの受付で治療代の領収書と一緒に薬の処方箋が出されていることを全く知らなかったそうです。
Aさんは、薬はクリニックで出してくれるものと思い込んでいたので、処方箋を持って調剤薬局に行くとは、全く知らなかったそうです。
Aさんは、調剤薬局の存在自体も知りませんでした。
今まで何回も先生は薬の話をし、受付の女性も処方箋の話をしたことでしょうがAさんは、全て聞き流していたようです。
それを聞いて私は、大いに驚きました。
枚方に住んでいるAさんのお姉さんの旦那が倒れたそうです。
お姉さんは救急車を呼ぶ電話番号119を知らなかったので、110番に電話をしたら警察が来たそうです。
119には警察の人が電話をしてくれたそうです。
Aさんも、それを聞くまで救急車を呼ぶ電話番号119を知らなかったそうです。
それを聞いて私はまたもや、大いに驚きました。
Aさんが火曜日の午後に行っている英会話教室が近々、移転をするそうです。
私が、「どこに移転するの?」と聞いたら、「う~ん、今までに聞いたことがない所。何処だったっけ、えーと、環状線の野田の辺。えーっと、玉なんとか?えーっと、玉川だったっけ?」と、Aさんは思い出すのに苦しんでいました。
「玉川って、地下鉄千日前線の終点、野田阪神の一つ手前やんか。中央市場があるとこやんか」と私が言えば、「そんな所、知らん」と、Aさん。
「中央市場を知らんの?あんたは何年、大阪に住んでんのん」と、私は言いたかったけれど黙っていました。
中央市場って、東京で言えば築地や豊洲市場に当たる大阪の台所なのに、知らないなんて、驚きでした。
Aさんは戦後の貧しい時代、昭和24年の生まれで、子供の頃はハーモニカ長屋(炊事場、トイレ共同。部屋は一間)で育ったそうですが、その後はボンボン育ち。
私の上を行く、「浮世離れ」の仕方で、私は愛着を感じました。
Aさんと30分近く話している時、スマホ画面に、「スマホが熱を持ち過ぎています」との表示。
私は早速、スマホが熱の持ち過ぎになったことを話し、「ごめんね」と謝って、話の途中でビデオ電話を切りました。
通話時間は、29分52秒でした。
また、Aさんと話している時、スマホの画面に「怪しいメールが来ました」との表示。
後で調べてみたら、「カスタマーセンターです。03ー・・・・に電話を下さい」と、変なメールが来ていました。
私は何の躊躇もなく即、メールを消去しました。
本当、今の世の中、油断も隙もない時代です、皆さん、要注意です。
私自身の「浮世離れ」の仕方については、誰かが話してくれたら今度、日記に書きます。
今日も静かに日が暮れてしまいました。
明日も、魂を揺さぶるような楽しい一日になりますように。
世界中の子供が笑顔で過ごせる一日でありますように。