かけふ日記

70代ゲイが世界の片隅で吠える

日曜日  病室での簡易トイレの便利さ

私は8月以降、2回、入院しました。

1回目の入院は4泊5日で、2回目は3泊4日で共に短かったです。

 

私は子供の頃から家のトイレ以外で大をすると云う習慣がありませんでした。

が、この歳になっての入院で、病院のトイレで大をしなくてはいけなくなりました。

 

まず先に説明をしておかなくてはいけませんが、いま住んでいる団地は昭和51年に出来たので築約50年です。

トイレはかろうじて洋式ですが形が古く、小さ目の便器で何の機能も付いていません。

便座の高さも足の短い私にはちょうど良い高さです。

 

でも、病院の便座は今の人に合わせて高い位置なので便座に座ると私には高過ぎて一苦労、足が床から浮いてしまって力むこと力が出来ませんでした。

 

2回目の入院では割増料金なし(差額ベッド代無し)の個室に入れられましたが部屋にあったのはガタガタの古い病室用の簡易トイレ。

白いプラスチックも黄色に変色していました。

しかし、部屋の外にある共同トイレではなく、「これを使って下さい」と、看護師。

簡易トイレは小さいくて私には座り心地の良いトイレでした。

 

最初は簡易トイレと云うことで抵抗もありましたが、慣れと云うか、仕方ないと云うか、私は直ぐに慣れてしまいました。

いくら何でも、これで立ちションしたら小便がはねて部屋に飛び散るだろうと思い、座ってすることに。

 

ある時、私が小便をした直後に女性の看護師が病室に入って来て言いました。

「手は洗わないのですか?」と。

そこで私は、「オチンチンを触っただけだよ」と言うと、「だから、洗わないのですか?」と彼女。

 

他の人はどうしているか知らないけれど、私の場合は立ちションでも座ってする時でも

オチンチンの竿の部分しか触りません。

長時間、風呂に入っていない時などにヌルヌルしている亀頭と竿の境目の部分には触りません。

竿の部分はお腹の皮膚と同じ感覚で、お腹を触っても手を洗わないのと同じように私は小便の後には手を洗わない主義です。

 

でも、まさか女性の看護師に、そこまでは説明できないので濡れティッシュで手を拭いて洗ったことにしました。

 

私は20代半ばまでは小便をした時には水道で手を洗っていました。

でもある時、尊敬する先輩が小便の後に手を洗わないのを見て、「手を洗わないの?」と聞いたら、「自分のものを触っただけなのに、何処が汚いの?」と言われ、それもそうだなと思い、それ以来、小便の後には手を洗わなくなりました。

 

話を元に戻しますが、簡易トイレって本当に便利です。

1回目の入院の後に日記に書きましたが、尿瓶って本当に便利でした。

それと同じことを簡易トイレにも感じました。

 

トイレ使用後の後片付けですが薄手の手袋をし、排せつ物の処理をし、後でアルコール消毒をすれば良いので想像するよりは簡単で、後は慣れです。

 

入院って大変なことですが無事に退院出来た時に限っては、日常では経験できないことが体験できるので考えようによっては面白いです。

そして、女性看護師に色々、面倒をみてもらえることや、介護士による上げ膳据え膳が私には何となく嬉しいことでした。

 

それにしても、ミシン目の入っていない一重のトイレットペーパーってけち臭く、ツルツルして使いにくいので私は嫌いです。

 

今日は一日中、曇天でした。

ベランダに出て見たら地面が濡れていたので雨が降った様子。

そして今日も、静な、静かな夜が街を包んでしまいまいた。

 

明日も、活気にあふれた楽しい一日が訪れますように。

 

今夜の日記の校正は明日します。