かけふ日記

70代ゲイが世界の片隅で吠える

木曜日  お見舞いに行って、喜んでもらえて

「病院に入院しているAちゃん(72才)のお見舞いに行きたいな」と言うと、「僕が車で連れて行って上げるよ」とCちゃんが言ってくれたので私は甘えることに。

私が住んでいる団地から病院は、もし市バスや、地下鉄で行く場合、乗り換え、乗り換え、乗り換えでかなり大変です。

且つ、かなり歩かなくてはいけません。

 

午後2時半を回った頃、車で家を出て病院に向かいました。

病院に着いてAちゃんの付き添いをしているBちゃんに電話をすると、「エレベーターまで迎えに行くよ」との返事。

 

Aちゃんの籍にBちゃんが入籍をし、二人は分譲マンションで同棲をしています。

2日に一度、Bちゃんは午前中の3時間は家に帰り、シャワーを浴びたり、洗濯をしたり家の中の片付けをしたりして、病院に戻って来るそうです。

 

家と病院を徒歩で行き来しているそうですが、片道45分だそうです。

地下鉄やバスに乗っても40分はかかるので運動のつもりで歩いているそうです。

 

そしてBちゃんは病院近くの食堂で食事。

それ以外の時間はAちゃんの病室(個室)で泊まり込み、Aちゃんの世話をしています。

 

Bちゃんが献身的にAちゃんの世話をしているのを見て、頭が下がる思いです。

AちゃんはAちゃんで、Bちゃんの言葉に逆らうこともなく身を任せています。

Aちゃんも、Bちゃんも弱音を吐くことは全くないです。

例え、本音や、弱音を言われても、私には何も出来ませんが。

 

30分強、病室に居て、「また来年、見舞いに来るね」と別れの言葉を言って、私達は帰って来ました。

 

私が病院に行くと、AちゃんもBちゃんも言葉には出さないけれど表情を見ていると心底、喜んでくれているので私も大いに嬉しくなってしまいます。

二人の幸せを、私は心から願っています。

 

病院から私の団地までは、道が空いていたら45分くらい。

家に帰ってから、Cちゃんが持って来てくれたパイナップルを切って食べました。

スーパーで完熟になったパイナップルを一個、100円で売っていて皆、我先にと買っていたそうです。

 

パイナップルはカットして食べたけれど、メッチャ、メッチャ香りもよく美味しかったです。

残ったパイナップル(半分)もカットして冷凍庫に入れて冷凍。

パイナップルがあまりにも美味しかったので、4分の1個をCちゃんが持って帰りました。

            

冷凍したら冷凍庫で1ヶ月、持つそうです。

と云うことは、賞味期限は1ヶ月だね。

 

本当、今の私はただただ、美味しいものが食べたいと云う、気持ち一色です。

世の中が厳し過ぎてお手上げ(万歳)、私は逃げ出したい気持ちです。

 

明日も、こころ癒される優しい一日が訪れますように。