昨夜から今日にかけて私が入院している病院に救急車が、ひっきりなしに救急患者を運んで来ます。
ピーポー、ピーポー、とサイレンの音はまともに部屋まで聞こえ、ライトの点滅は部屋を明るくしたり暗くしたりします。
私が入っている6階の病室の1階部分が救急車の入口に当たります。
私もこの40年、何度か利用した入口ですが、 これから先のことを思うと心細くなって来ます。
隣のベッドで寝ていた人が手術を終えて帰って来ました。
看護師が寄ってたかって世話をしています。
それに対して焼き餅を焼いている私がいます。
あー、人間って、なんと心の狭い生きものでしょう。
相手が元気になることを素直に喜んでいない自分が存在しています。