かけふ日記

70代ゲイが世界の片隅で吠える

水曜日  危うく正面衝突

天気予報では明日から下り坂とのことだったので今朝、洗濯をして干しました。

空は曇り、なかなか青空が出て来ず湿度も高くて無風状態。

ヤキモキしていたらお昼近くなってやっと雲が切れてきて洗濯物が乾き出し、私は一安心。

 

団地の玄関と、エレベーターホールの間には階段があり、2つのホールは階段で仕切られた状態です。

今日はゴミ出しの日だったので午前8時過ぎ、ゴミ置き場にゴミを出しに行きました。

 

その後、部屋に戻るべくエレベーターホールに行こうとしたら突然、開いたエレベーターから車椅子が突進して来て、私は危うく衝突しそうになります。

 

「済みません」と、車椅子を押す介護施設の若い男性職員のとっさの声。

デーサービスの送迎車で老人を迎えに来て急いでいたのでしょうか、危うく正面衝突しそうになりました。

 

私がもし車椅子と正面衝突していたら擦り傷程度では済まなかったことでしょう。

そう考えると、何もなかったことに感謝でした。

 

今日はトコトコ、歩いて図書館に行って来ました。

2週間前に借りて来ていた2冊の中の1冊ですが、私にとっては最低の小説でした。

途中で読むのを放棄しようかなと思いましたが、批判は読み終わってからすべきだなと思い嫌々、最後まで読みました。

 

小説が、どう私に合わなかったかというと、よくある離婚の原因と同じで、私と小説家の 価値観の違いです。

兎に角、筋の展開、登場人物の考え方や行動の全てに私はイラついてしまいました。

そして今日、返却に行って来ました。

 

最近の図書館は暇で、年配の人達が涼みに来ているのか来館者は皆 所在なさげ。

今日も2冊の本を借りて来ましたが、新たにどんな出会いがあるか楽しみです。

 

大阪では市営バスと市営地下鉄共通の敬老パスがあり、料金が安くなっています。

私の誕生日が近付いて来たので新しい敬老パスが送られてきました。

 

そこで、そこで、私は古い敬老パスをハサミで切りました。

切った後で「あっ、失敗した」と、気付きました。

「古い敬老パスには確かチャージしたお金、950円が残っていたはずだ」と。

 

郵便の案内では、敬老パスは地下鉄の駅長室に持って行き、古いパスから新しいパスにチャージしたお金を移してもらわなくてはいけなかったのです。

 

どうしよう、どうしようと思案の末、今日、住之江公園駅の駅長室に相談に行きました、「どうしたら良いですか」と。

そうしたら、駅長さんかどうかは知らないけれどベテランそうで恰幅の良い男性が、「切った敬老パスからは磁気情報が読み取れないから無理です」とのこと。

 

「あー、ダメだ」と私は一旦あきらめかけましたが職員が、切った古いカードの番号をパソコンに入力して古いカードを解約する形にしてお金を引き出してくれました。

返金された950円を、新しいカードにチャージ、し直してくれました。

これで万事、上手く行きました。

嫌な顔一つせず親切に対応してくれた駅員には感謝、感謝でした。

 

ここで、読売新聞の11ページ、KOGOMO俳句 選者 高柳克弘氏 から

 

くさもきもすずしくなあれみずでっぽう

    東京都江東区立第一亀戸小学校1年 はせかおり

 

真夏の午後、水鉄砲で草や木に水やりをしている句です。単純で良いですね。

私だったら「草も木も」としますが皆さんはどうですか? 「木も草も」ですか?

 

毎日、毎日、大きい出来事はないけれど生活の足元を見ると、見逃してしまいそうな人との触れ合いや、「ありがとう」と言いそこねてしまいそうな小さな助け合いがあるものです。

そういう小さな出来事を見逃さないように私は生きて行きたいです。

 

今日は彼岸の入り。

私は特に何もしないけれど、ご先祖様への感謝の気持ちは大事にしたいと思います。

 

明日も、世界中の人達が飢えることなく心豊かに暮らせる一日が訪れますように。