昨夜のテレビ番組、NHKの歴史探偵「江戸の旅・・・云々」を見ました。
番組の内容は、江戸時代に流行った伊勢参りについての雑学。
【感想】NHK 歴史探偵「江戸の旅ブーム」を視聴しました|hayahi_taro (note.com)
皆で金を出し合って伊勢講を作り金を貯め、金を出したメンバーの中から抽選で伊勢に行く人を決めていたそうです。
小金を出し合っていたのでメンバー全員が伊勢に行くには27年、掛ったそうです。
気が遠くなりような話です。
旅行者は一日40kmを歩き、わらじは2日でダメになったとか。
わらじ一足は、今の金で云うと400円だったとか。
わらじは着地した時、クッションが良いので足腰に優しいそうです。
その他、面白い話をいっぱいしていました。
歴史に弱い私も面白く番組を見ることが出来ました。
図書館で借りて来た中村文則著の「掏摸(すり)」を一昨日、読み終えました。
『掏摸(スリ)』|感想・レビュー - 読書メーター (bookmeter.com)
最後まで読みましたが、私にはもう一つ理解できない内容でした。
主人公は両親を知らず施設で育っちましたが、飢えをしのぐ為に子供頃から万引きや、掏摸を繰り返していました。
そして、腕が良いのを見込まれて、影のボスに3つの難題を押し付けられます。
3つの難題は何とかやり終えましたが、やり終えて直ぐ殺されて(?)てしまうと云う筋でした。
伏線では、売春をしている母親(シングルマザー)に万引きを強要され、母親の愛人には虐待をされている少年を掏摸として一人前にしていく、と云う筋でした。
「掏摸」は各国で翻訳され、好評だそうです。
昨夜からは、長嶋友里恵著のエッセイ集「背中の記憶」を読み始めました。
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今日はエッセイ集の1話目、「背中の記憶」を読み終えました。
作者をある意味、猫可愛がりをした祖母の思い出の話です。
でも、祖母が病気で余命いくばくもない時に病院に見舞いに行きますが、見苦しくやつれた祖母を見て、以後、見舞いに行かなくなります。
「高校受験の勉強があるから」と言い訳をし、見舞いの代わりに手紙を書きます、白々しい内容の。
死を待つばかりだった祖母は他界をし、冷たくあしらった祖母への自責の念にかられる思いを綴ったエッセイかな、と私は思いました。
若い頃って、肉親の死は別世界のこと、または他人事のように心の隅に追いやってしまこともあり、複雑な心理です。
今日もしのぎやすい一日で、散歩を兼ねて3つのスーパーを梯子しました。
時間はたっぷりある、急がないでゆっくり行って帰ってこようと歩きました。
今日の歩数は、5887歩。
今日は10月12日、日が沈む位置がだいぶ、南になりました。
季節も冬へと移ります。
身体が冷えていると感じた時は直ぐ、服を着て下さい。油断大敵です。
今夜の安眠と、明日の爽やかな目覚めが得られますように。
明日も、世界中の人達に幸多きこと祈りつつ。