かけふ日記

70代ゲイが世界の片隅で吠える

月曜日  悪いことが起きそうな予感

少し前、コーヒーをこぼしてしまいました。

「こぼしたら あかん。こぼしたら あかん」と、何となくこぼす予感があったので注意をしていたのに、こぼしてしまいました。

寝る時に布団を敷く所に。

 

畳の床を乾いた布巾で何度も拭き、布巾を濡らしてまた拭き、今度は乾いた雑巾で何度も拭き、今は濡れた床の部分に扇風機で風を送っています。

1、2時間、風を当てれば畳はある程度、乾くとはお思いますが今夜は隣の部屋に布団を敷いて寝ようと思っています。

 

一人暮らしで、こう云うチョンボをした時って凄く落ち込んでしまいます。

クッシュン。

 

コーヒーをこぼす前は隣の部屋で小説を読んでいました、一心不乱に。

読んでいたのは宮尾登美子著の「伽羅(きゃら)の香(かおり)」です。

 

夏目雅子の主演映画「鬼龍院花子の生涯」がヒットしたあたりから宮尾登美子が好きで小説をよく読んでいました。

そして、第2次世界大戦で敗戦となり日本に引き揚げて来る時の模様を書いた「朱夏」を読んもっと、もっとファンになりました。

 

宮尾登美子の「伽羅の香」はまだ読んでことがなかったので今、読んでいます。

この小説は明治、大正、昭和を生き、下火になっていた香道を復活させようと頑張るヒロインの話で、読者を飽きさせない、読者の気持ちを手玉に取るように話は進んで行きます。

 

私は今、「伽羅の香」に夢中です。

小説のモデルは居るのでしょうが話は所詮、作り話(フィクション)。

でも、作り話が実際にあった事、ノンフィクションのように読者を夢中にさせる宮尾氏の文筆力には脱帽。

まだ、小説の半分しか読んでいないので、これから先が楽しみです。

 

今日は何処にも行かないつもりだったので髭を剃りませんでした。

でも、明日が月2のクリニックに行く日なので、まだ陽が高く暖かい3時半頃にシャワーを浴びました。

そして明日、クリニックでコロナの予防注射7回目を打ってもらいます。

 

ネットニュースを見ていたら谷村新司の訃報が。

同世代なので少しショック。

 

そうです、私は私の人生を全うしなくてはいけません。

未熟な私が来世に行くにはまだまだ経験や修行が足りません。

私は「もう、いいよ」と思える日まで生きて行くつもり。

 

明日も、こんこんと生きる力があふれるエネルギッシュな一日が訪れますように。