かけふ日記

70代ゲイが世界の片隅で吠える

月曜日

 炎天下、道を歩いていると蝉の死骸をよく見かけ頃となりました。

覗き込んで見ると5ミリにも満たない小さな蟻が死骸に集まり、チョコマカちょこまか動き回っていました。 命の連鎖というものでしょうか。 

 

 今日の午前中は部屋の掃除をしました。

暑い最中、散らかった物を片付け、はたきをかけ、掃除機をかけました、台所を含めて4部屋。

終わった後は、掃除機の中のごみを捨て、中を綺麗にしました。 私は埃まみれ。

でもでも、半日もしない中に元の木阿弥。

また散らかった部屋に逆戻り、でした。

 

 部屋がすっきりした後、ベランダの戸を開けて、新聞を読み、小説を読みました。

風がビュービュー部屋に入り、レースのカーテンがなびき、部屋は最高に快適でした。

これだったら30度を下回っているかなと温度計を見たら、まだ30度を上回ったままでした。

 

 今、読んでいる小説は「プロジェクト・ヘイル・メアリー」で、主人公は地球を救うべく片道飛行(地球に生きては戻れない)の宇宙の旅をしています。

今日、読んだところでは、もしや地球外生物と出会うのでは、という場面でした。

 もし、地球より科学が進歩した星から来た宇宙人で、もし友好的な宇宙人だったら主人公を助け、且つ、地球に帰還できるようにしてくれるのではないかと、私は想像しました。

 

 午後になって近くのスーパー・ライフに買い物に行きました。

今日はほうれん草が高くて買えませんでした。

ほうれん草の軽い一束が200円弱でした。 ビックリ。

 帰ってから料理に取り掛かり、昼ご飯を食べ、後片付けをしたら3時半でした。

ガスを使ったのと西陽とで部屋は猛烈に暑く、私は汗ダラダラでした。

そこで私は考えました。 暑いと感じるのは生きている証拠だと。

 日が落ちた今も、私は満腹状態です。 

昼はフランスパンのサンドウィッチを作り、少し食べただけなのにです。

 

 今日、スーパーのサッカー台の上で買った物をリュックに入れていたら突然、40位の男があらあらしく出口から入って来ました。

男は地黒か、日に焼けているのかは判りませんが、タンクトップを着ていたので黒くて太い腕をもろ出しにしていました。

その両腕にはゴチャゴチャとタトゥーがいっぱい。

そして、製氷機を見て言いました、「あった、あった」と。

その後から、はすっぱな女が男の後を追うように入って来ました。

男と女は、製氷機の前でごちゃごちゃ。

買い物はしないのでしょうか? 氷を持って行くのでしょうか?

最後まで見届ける前に私はスーパーから帰って来ました。

 外国人のサッカー選手でタトゥーを入れた人がいっぱいいます。

色白であろうが、地黒であろうが、おかまいなしに。

本当に美意識は人それぞれ、面白いです。 

私は、タトゥーは好きではありませんが。

 あっ、そうそう、スナック時代、「竿にトカゲのタトゥーをしている」と言う人がいました。

若い頃は三浦友和似で、浮き名を流した人で、左肩後ろにも何かを入れていました。

その彼が言っていました、「タトゥーを入れられる間中、勃起していた」と。

 

 あー、今日も一日が静かに静かに終わろうとしています。

明日がまた、素晴らしい一日が訪れますように。