かけふ日記

70代ゲイが世界の片隅で吠える

小説を読み終えて 金曜日

 この間、読んでいた時代小説、砂原浩太朗著の「黛家の兄弟」は、読み終えました。

神山藩で代々筆頭家老を務める黛家の3兄弟の話で、それぞれ命を懸けて家を守っていく話で、最高に面白かったです。

 今まで、政敵から家を守っていく話はいくつもありましたが、それらとは一ひねりも、二ひねりも違った筋で、「うむ」っと唸ってしまいました。

例えば、一時的に政敵におもねて目的を達成するとか、主人公が一番信頼を寄せていた親友であり部下でもある男が政敵のスパイだったりとか、どんでん返しの連続で超、超、面白かったです。

 

 4、5日前からは桂望美著の「残された人が編む物語」を読み始めました。

5つの小説からなる本で、今日、2話目を読み終えました。

 小説の主人公は智裕で36才の公務員、そして妻子持ち。

彼はヘビメタバンドのボーカルをしていましたが大学を卒業する時、キーボードを弾いていた涼太から愛の告白を受けます。

その後は何事もなく4人のヘビメタのメンバーは就職をしましたが14年後、涼太のみが消息不明で連絡が取れなくなっていました。

その後、涼太は海で死んでいたことが判りましたが事故死か自死かは不明。

涼太の大学卒業後の彼の足取りを、智裕が追って行くという話でした。

 真面目一筋、そしてゲイとして真っ正直に生きていた涼太の短い人生が明らかになる、という話でした。

 

 かなり昔のはなしですが、このな話(実話)がありました。

大学生の男が同級生に愛の告白をします。

その友達が、「彼はゲイだ」と面白おかしく陰で言いふらし、いたたまれなくなった彼が自殺をしたという話が。

ゲイ同士の恋だったら成立もするでしょうが、ノンケとの恋は絶対、無理。 

火を見るより明らかで、仕方がない話です。

でも、例え何があったとしても自死はいけません、両親が悲しむから。

 

 話は全く違いますが、ゲイの人達の中で時々、「ノンケ食い」の人がいて、ただひたすらノンケに恋焦がれている人がいます。

ゲイの世界って、色んな人いて面白いなと私は思っています。

 

 今日、スマホから凄く大きな、大きな機械音が流れたので驚いて開いてみると、次のような緊急速報が来ていました。

         

     この案内が2度も来ました。人騒がせだと、思いませんか。 

 

 今日は買い物行く用事もなかったので一日中、家にいました。

昨日、作ったゴーヤの佃煮は、美味しく出来ていました。

でも、10点満点の7点ぐらいの出来で、もっと、もっと、美味しい佃煮を作りたいです。

南瓜のスープも10点満点で7点くらいの出来で、そこそこの美味しさでした。

 

 何時も朝、今日はこれとこれをしようと計画を練るのですが一日が終わってみると、目標の半分もこなしていません。 

そう、いつも計画倒れです。

 私は理想というか、目標というかが高すぎるので、いつも挫折感を味わっています。

これからは、私もある程度、行き当たりばったり、のんびりとした生き方に方向転換しても良いのではないでしょうか。

そういう生き方がしたいです、願望としては。

 

明日も、きっと、きっと、素晴らしい一日が訪れることでしょう。

希望に満ちた一日が。